1921年

▽日本初の炊飯電熱器

かまどの中に電熱を組み込んだもの。効率を良くするため周囲を保温してある。

1924年

▽電気釜発売

現在使われている形の電気がま(電化がまと称していた)。

1955年

▽国産初自動式電気釜発売

従来のものは手動式電気釜であった。
炊飯が終了すると自動でスイッチが切れることから、自動式電気釜と呼ばれた。
内釜の外にも水を入れるのが特長で三重釜と呼ばれた。

1960年

▽自動保温式電気釜発売

                                    

1965年

▽圧力式電気釜、調理用電気釜発売

間接加熱式の特徴を生かし、更に、自動式スイッチの動作温度を自由に変えられるようにし、調理のレパートリーを増やすようにした。
1台でご飯炊きから、保温器、なべ、天火などの働きをもっている。

1967年

▽内釜にフッ素加工し、こびりつきを少なくした電気がま発売

1968年

▽小型電気釜発売

独身者や小家族用として、小容量の電気がまで、ゆで卵や即席食品が調理できるようにした。

1972年

▽長時間保温できるジャー炊飯器発売

電気釜の炊飯機能と保温ジャーの機能を一体化した商品。
それまでの炊飯したご飯を保温ジャーに移し替える手間が省けた。

1979年

▽マイコン内蔵ジャー炊飯器発売

マイコンが炊飯量に合わせて、火力を調節し、微妙な火加減を自動化した。

1988年

▽電磁誘導加熱(IH)炊飯器発売

ステンレスとアルミの2層鍋を使用し、電磁誘導加熱で鍋自身が発熱する。
強火の全周均一加熱でご飯をおいしく炊き上げる。

1992年

▽圧力IHジャー炊飯器を発売

圧力効果によりふっくらおいしいご飯を炊き上げる。

2003年

▽高温スチーム機能を採用したIHジャー炊飯器発売

高温スチームで甘みと香り豊かなご飯を炊き上げる。
保温でもスチーム効果で乾燥を防ぐ。

2006年

▽高級IHジャー炊飯器発売

内釜に金属以外のIH加熱に適した炭素素材を使うなど、今まで以上の高火力に対応した高級炊飯器を発売。

2008年

▽蒸気レス炊飯器発売

炊飯中に発生した蒸気を水タンクに回収することで、マンションなど気密性の高い部屋で炊飯をしても蒸気が気にならない炊飯器。

2010年

▽羽釜形状の高級IH炊飯器発売

昔ながらの羽釜形状の内釜を搭載したIH炊飯器が登場。

2014年

▽高付加価値の小容量IH炊飯器発売

高齢者など少人数世帯を対象にした小容量炊飯器が登場。
食卓へのもち運びにも便利な工夫をしたもの。

2016年

▽内釜にさまざまな工夫をした高級IH炊飯器が主流に

高火力を実現するために素材や形状、コーティングにこだわった内釜を採用した高級炊飯器。
鉄素材や南部鉄器、金属以外の土鍋や本物の炭素材、銅や備長炭などコーティング素材のものが主流。

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