トップランナーモータ 2015年度スタート!!

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経済産業省「総合資源エネルギー調査会 省エネルギー基準部会 三相誘導電動機判断基準小委員会」にて、このたびモータのトップランナー化に向けた「最終取りまとめ報告書※」がまとめられ、所定の手続きを経て、2013年11月1日付けで「省エネ法」の政省令・告示改正(交流電動機の追加等)が公布・施行されました。

トップランナーモータの判断基準の開始時期

トップランナーモータの判断基準の目標年度※は2015年度です。
2015年4月以降、国内向けに出荷するモータのエネルギー消費効率を区分ごとに出荷台数により加重平均した数値が、基準エネルギー消費効率を下回らないようにする必要があります。

  • 目標年度とは製造事業者及び輸入事業者が特定機器について、目標基準値を達成すべき年度を定めたもの。

特定機器の対象範囲

モータで消費される電力は、我が国の全消費電力量の約55%、産業用モータによる消費電力量は、産業部門の消費電力量の75%を占めると推定されます。そのため、より広範囲での高効率化を図ることが地球温暖化への環境対策の上でも重要であり、下表のモータがトップランナーモータの対象となります。

省エネ効果(50Hz,4極,7.5kWの例)

トップランナーモータはJIS C 4210(2010)規格値と比較すると約35%の損失低減効果が期待できます。トップランナー化により、それらが全てIE3(プレミアム効率)に置き換えられたとすれば、期待される電力削減量は、我が国の全消費電力量の約1.5%に相当する155億kWh/年間になると試算されており、極めて大きな省エネ効果が期待できます。

トップランナーモータ採用時のご注意

トップランナーモータは、発生損失を抑制しているため、標準モータに比べ一般的に回転速度が速くなります。ポンプや送風機などの負荷で、標準モータを高効率モータに置き換えた場合、この回転速度が速くなることにより、モータの出力が増加します。モータ効率は高いのですが、出力が増加することにより、消費電力が増加する場合があります。また、銅損低減のため(一次、二次)抵抗を低くしている場合があり、始動電流が標準モータに対して高くなり、ブレーカなどの変更が必要になる場合があります。

判断基準のエネルギー消費効率

モータは、出力、電圧、周波数等により特性が異なり、エネルギー消費効率に影響を与えます。そのため、60Hzで13区分、50Hzで23区分、合計36区分毎に目標基準値が示されています。また、補正係数が揚げられており、極数等で補正処理を行うことで評価を行うものとされております。それぞれの目標基準値は、国際規格IEC60034-30及びJIS C 4034-30で規定されているIE3の効率値と整合をとっています。また、3定格(6定格)のときは、200V(400V)60Hzについては個別の補正係数で処理を行います。

トップランナーモータ普及促進WG 参加メーカ (五十音順)

SDG株式会社

https://www.sdg-eng.com/products/motor/ac/detail

住友重機械工業株式会社(PTC事業部)

https://cyclo.shi.co.jp/

株式会社 東芝
(東芝産業機器システム株式会社)

https://www.toshiba-tips.co.jp

株式会社 日立産機システム

https://www.hitachi-ies.co.jp/products/motor/index.htm

富士電機株式会社

https://www.fujielectric.co.jp/products/drive_ctrl_equipment/motor/

三菱電機株式会社

https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/i_motor/index.html

株式会社 明電舎

https://www.meidensha.co.jp/products/industry/prod_01/

株式会社 安川電機
(安川オートメーション・ドライブ株式会社)

https://www.yaskawa-ad.co.jp/

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