提言・要望

IoTによる製造業の変革に関する提言書「製造業2030」の公表について

2016年05月27日

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一般社団法人日本電機工業会(JEMA)は、IoTによる製造業の変革に関する提言書「製造業2030」を本日公表します。
「製造業2030」は、日本電機工業会スマートマニュファクチャリング特別委員会の2015年度の活動により作成した提言書です。IoTによる製造業の革新に対応するため、電機業界ひいては製造業の関係者に対して製造業の将来像を示し、今後、共同作業でその実現を進めて行くことを提言しました。

提言書は、第1章 活動の背景、第2章 2030年の製造業に影響するトレンド、第3章 2030年の将来像とその対応策、第4章 まとめの4章の構成としています。IoTによる製造業の変革というテーマは扱う範囲が広く、また、現状では目に見えない将来の製造業を考察する必要があるため、スマートマニュファクチャリング特別委員会では、グループ討論を実施して、2030年の製造業に影響するトレンドを分析しました。FBM(フレキシブル・ビジネス・アンド・マニュファクチャリング)というモデルを本委員会が提案し、2030年の将来像を描きました。このモデルをもとに、スマートマニュファクチャリングを実現するための課題を検討開始しました。
今年度以降もスマートマニュファクチャリング特別委員会ではスマートマニュファクチャリングを実現するため、検討を継続し、より具体的な委員会活動へとつなげます。

この提言書の内容を広くお知らせするため、また、提言書に対するご意見を頂くため、セミナーを開催する計画です。セミナーの案内は、今後当会のウェブサイト等を通じてお知らせします。また、当会が主催する展示会「システムコントロールフェア」(SCF)においてもスマートマニュファクチャリングをテーマとして行く計画です。

2016年度のスマートマニュファクチャリング特別委員会の活動として、次のような内容を計画しています。

  • 提言書のさらなるブラッシュアップを通して戦略を検討
  • 日本国内の関係の団体と連携、および、海外の団体との情報交換
  • 製造業における企業間の協調領域と競争領域の明確化、協調領域における電機製品
    (モータ等の動力機器、製造ラインの制御機器、 エネルギー監視機器など)に関するIoT対応方式の提案、先行事例の推進
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