コンテンツ・メニュー

メニューをスキップ

FL-netに関するお問い合わせの多い質問とその回答

質疑応答集の目次

仕様/開発に関してのQ&A

  1. イーサネットとは?
  2. FL-netとは?
  3. FL-netとイーサネットの違いは?
  4. どうやってFL-netユニットを使用することができますか?
  5. プロトコルとは?またFL-netは、何というプロトコルをサポートしていますか?
  6. FL-netに通常のパソコンを接続できますか?
  7. トポロジとは?
  8. ネットワークケーブルの種類とそのケーブル長、及び接続台数?
  9. FL-netを使用するシステムに特別なイーサネットの仕様が必要ですか?
  10. どうやってFL-netと接続できますか?
  11. FL-netシステムを構築する上でどのケーブルを使うべきですか?
  12. FL-netのIPアドレスは、どのように設定しますか?
  13. FL-net対応機器の適合性・相互接続性はどのようになっていますか?
  14. 10BASE-Tがない場合の扱い
  15. メディアコンバータの設定
  16. FL-netに接続する機器
  17. FL-netを実装する場合に必要な環境(プロセッサ、OSなど)
  18. 100Mと10Mの混在
  19. スイッチングハブの使用
  20. クロスケーブルによる1対1接続
  21. FL-netの商標登録
  22. ルータを経由した通信
  23. 汎用PCのLANポートを用いた通信
  24. 汎用Ethernet通信とFL-net通信との混在
  25. IPアドレスのクラスC固定
  26. 同一LAN内での異なるネットワークアドレスの混在
  27. コモンメモリに二つの領域がある理由
  28. スイッチングHUBの多階層システム
  29. サンプルプログラムの提供

認証試験に関してのQ&A

  1. 複数機器の登録
  2. FL-netを実装したボード(ユニット)の認証
  3. 標準試験器の入手方法
  4. 標準試験器のレンタル
  5. 再試験時の試験内容と試験料
  6. 認証機器の相互接続トラブル
  7. バージョンの表示
  8. 認証機器の公表方法
  9. グループ(シリーズ)機器認証
  10. 機器バージョン
  11. 同一ハード/ソフトの認証試験料
  12. 事前認証試験
  13. 認証申請時の販売資料提出
  14. 試験システムのケーブル長
  15. ノイズ試験
  16. 試験時の持込み機器
  17. 周辺機器の認証
  18. FL-net検証用ソフトの入手
  19. 機器バージョン変更時の申請
  20. 認証の必要性

質疑応答集

仕様/開発に関してのQ&A

Q1. イーサネットとは?
A

1. イーサネットは、ケーブルのタイプを定義する仕様であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)で使用されています。イーサネットは、10Mbps~100Mbpsの通信速度で、コンピュータ間のデータ転送を行えます。現在、事務所などのOAで最も多く使用されているイーサネットは、ツイストペアケーブル(UTP)です。イーサネットは、多くのマルチベンダから出されているソフトウェアプロトコルを使用して、通信することができます。

Q2. FL-netとは?
A

2. FL-netは、プログラマブルコントローラ(PLC)や数値制御装置(CNC)などのFAコントローラを接続し、コントローラ間の制御データを高速に相互交換するネットワークです。
ケーブルなどは、イーサネットと同じものを使用します。

Q3. FL-netとイーサネットの違いは?
A

3. イーサネットは、上位のコンピュータ、パソコンなどとコントローラを接続し、生産指示、実績収集など情報・制御用途のために使用します。また、FL-netは、コントローラ間の接続に使用し、高速な制御データ交換のために使用します。
一台のコントローラで、上位用のイーサネットとコントローラ間用のFL-netの両方を実装した場合には、ケーブルを間違って接続しないように充分注意してください。

Q4. どうやってFL-netユニットを使用することができますか?
A

4. FL-netユニットは、プログラマブルコントローラ(PLC)や数値制御装置(CNC)などのFAコントローラに実装し、通常のPLCの"CPUリンクユニット"と同じように、局番号(ノード番号)とコモンメモリ(リンクレジスタとも呼ばれる)のリンク割付設定を行うだけで、コントローラ間のデータ送受信をサイクリックに行います。この場合PLCなどに特別な通信プログラムは不要です。またパソコンなどからのPLCなどのメモリや通信パラメータなどの読出し、書込みなどを行う場合もPLCなどに特別な通信プログラムは不要です。
ただし、コントローラ間相互で、メッセージ伝送を使用したデータ送受信を行う場合には、個々のコントローラに通信のためのプログラムが必要となります。

Q5. プロトコルとは?またFL-netは、何というプロトコルをサポートしていますか?
A

5. プロトコルとは、通信をするうえで必要なルールです。
FL-netがサポートしているプロトコルには、UDP/IPとその上位層に位置するFL-net専用の"FAリンクプロトコル"を使用しています。

Q6. FL-netに通常のパソコンを接続できますか?
A

6. プログラマブルコントローラ(PLC)や数値制御装置(CNC)などのFAコントローラに実装するFL-netユニットは、ボード内にプロセッサを持ったインテリジェントなユニットになっています。パソコンのイーサネットカードは、ダムボードと呼ばれるノンインテリジェント方式なので、パソコンの性能や使い方によりますが、一般的にはインテリジェント形のFL-netボードを推奨します。

Q7. トポロジとは?
A

7. ネットワーキングトポロジとは、ネットワーク配線形態のことを示します。大きくスター形(ツリー形)、バス形、リング形の三つがありますが、これらは、物理的な配線形態というよりも論理的な配線形態といったほうが、分かりやすいでしょう。FL-netで使用する10BASE-Tは、スター形トポロジです。
10BASE5は、バス形トポロジです。

Q8. ネットワークケーブルの種類とそのケーブル長、及び接続台数?
A

8. 最も一般的に使用されるイーサネットケーブルの標準及び、特性・制限の一部を記載します。備考:( )の数値はリピータ使用した場合です。

  • 10BASE-T:ツイストペアケーブル(UTP)、1セグメントあたりの最大伝送距離100m(500m)、1セグメントあたりの最大接続数は254台。
  • 10BASE5:Thick同軸ケーブル(イエローケーブル)、1セグメントあたりの最大伝送距離は500m(2500m)、1セグメントあたりの最大接続数は100台(254台)。
  • 10 BASE -FL:光ファイバケーブル、1セグメントあたりの最大伝送距離は2000m、1セグメントあたりの最大接続数は、254台。
Q9. FL-netを使用するシステムに特別なイーサネットの仕様が必要ですか?
A

9. いいえ FL-netシステムを構築するのにイーサネット(正式には、IEEE802.3規格準拠)を使用します。特別な仕様は、必要ありません。

Q10. どうやってFL-netと接続できますか?
A

10 .異なるタイプのイーサネットメディアは、リピータ、メディア変換アダプタなどを使って、イーサネットケーブルの相互接続を行うことができます。またこれらの製品は、多くのベンダから販売されています。

Q11. FL-netシステムを構築する上でどのケーブルを使うべきですか?
A

11. 一般的な使用方法は、次のようになります。

  • 基幹配線は、10BASE5(Thick同軸ケーブル;イエローケーブル)
  • 制御盤内及び事務所などは、10BASE-T(ツイストペアケーブル;UTPカテゴリ5)
  • 高圧電源やノイズが多い場所などには、10 BASE -FL(光ファイバケーブル)
Q12. FL-netのIPアドレスは、どのように設定しますか?
A

12. FL-netのIPアドレスは、ネットワークアドレス:192.168.250.nホスト番号(ノード番号):1~254が標準になっています。ただしノード番号:250~254は、保守ツール用に予約されています。標準以外のアドレス範囲で動作するかどうかはベンダーの仕様によります。

Q13. FL-net対応機器の適合性・相互接続性はどのようになっていますか?
A

13. FL-netには、認証機関があり、適合性試験及び相互接続性試験を行っております。本試験に合格した機器には、認証書が発行されますので、安心してFL-net対応機器が使用できます。

Q14. イーサネットケーブル機器 機器を認証申請した場合、インタフェースが10BASE5及び/又は10BASE2だけで10BASE-Tが無い場合どうすればよいのか?
A

14. 適合性試験及び相互接続性試験では10BASE-T及びハブ(HUB)だけを使用して行っており、10BASE5及び/又は10BASE2を10BASE-Tに変換するアダプタ(メディア変換器)を準備ください。また、10BASE-FL(光ファイバケーブル)等に関しても同様です。

Q15. メディアコンバータの設定 伝送距離が長く(約1km)メディアコンバータを接続して光ケーブルで使用したいのですが、10BASE-T側、100BASE-FX側とも全二重の設定で使用して大丈夫でしょうか?
A

15. メディアコンバータ間は全二重で問題ありませんが、Ethernetの仕様のため、FL-net機器とメディアコンバータ間は機器に合わせて設定しないと正しく通信できないことがあります。機器側が全二重の設定が可能ならば全二重、不可ならば半二重の設定にする必要があります。機器側の設定は、ベンダに問い合わせてください。ブリッジモードで使用できるコンバータならば、10M/半二重の機器を接続しても数キロは延ばせます。

Q16. FL-netに接続する機器 コントロールネットワークの階層に接続する機器は、コントローラだけに限定されるものなのでしょうか?また、コントローラとはどのようなものと規定されているのでしょうか?例えば、計測器を計測動作をコントロールしているコントローラと解釈して、FL-netに接続することは可能なのでしょうか?
A

16. FL-netは、コントローラレベルのネットワークとしての使用を主用途として想定しておりますが、ユーザの機器を限定することはありません。
一般的な用語として、コントローラとは、例えばプログラマブルコントローラや、パソコン、計算機などシステムを制御する機器を指します。FL-netは、その仕様及び実装ガイドラインにより、機器がサポートすべ き通信の機能と性能を規定しています。それを満たす限り、機器としては、どのような機能を持った機器でも接続することができます。
ただし、FL-netの通信プロトコルを、例えばマイコンのファームウェアで実装する場合には、実装ガイドラインにある推奨の性能を満たすためにはそれなりに高い通信性能を持たせる必要があります。一例として、トークン保持時間というパラメータがあり、これはある局が送信権を得て自局データ送信をしてトークンを次局へ譲渡するまでの時間です。通信処理の性能が低いと、システム全体のコモンメモリの更新周期に影響を及ぼします。

Q17. FL-netを実装する場合にはどの様な環境(プロセッサ、OSなど)が必要になるのでしょうか?
A

17. 上位層(アプリケーション)の負荷にもよりますが、プロトコル自体は、性能の低いプロセッサでも対応できる仕様になっています。 ただ、最大の通信量(理論的なパケット数)というものがありますので、これらを取りこぼしなく処理できる能力は必要です。
OSについては、UDP/IPを使用しますので、これらが動作可能ならばどのようなOSでも問題ありません。また、汎用のOSを使用する必要もありません。

Q18. 100Mと10Mの混在は許可されているのでしょうか?
A

18. 混在は可能です。

Q19. スイッチングハブの使用は許可されていますか?
A

19. 使用は可能です。10M/100M混在するためには必須です。

Q20. クロスケーブルによる1対1接続は許可されていますか?
A

20. 可能です。ただし、可能というのは、プロトコル仕様上は可能であるという意味であり、各社対応機器が対応しているか否かは各機器の仕様によります。

Q21. FL-netは商標登録されているのでしょうか?
A

21. 商標登録しておりません。

Q22. VPN装置とルータを使用して、インターネットを介してメッセージ転送等でデータをやり取りすることは可能なのでしょうか?
A

22. FL-netは、ルータを経由した通信をサポートしていません。

Q23. 汎用PCに実装されているLANポートを利用し、FL-net通信は可能ですか。
A

23. FL-net用ドライバS/Wを導入いただくことで汎用PCでFL-net通信を実現することができます。対応製品につきましては、JEMAのWEBサイトで掲載している認証機器一覧を参照ください。なお、各製品の詳細につきましてはメーカにお問合せいただきますよう宜しくお願いします。

Q24. HUB接続し、汎用EthernetとFL-netを1つのLANポートでの通信は可能ですか?
A

24. FL-net Ver.2.0においては、汎用Ethernet通信とFL-net通信を混在して使用できません。したがって、EthernetとFL-netを1つのLANポートで通信することはできません。
FL-net Ver.3.0においては、汎用Ethernet通信とFL-net通信の混在が可能となりました。詳細はFL-net Ver.3.0の紹介ページを閲覧ください。

Q25. IPアドレスがクラスC固定に規定されているの何故でしょうか。今後の拡張性(VPNなどによるOA LANとの混在)にとって、障害にならないのでしょうか。
A

25. FL-netはFA、PAなど産業用の機器を接続したリアルタイム性を提供できる制御用ネットワークです。これらの機器は通常、工場内LANなどとして、性能面、安全面などの理由からローカルアドレスで運用することが一般的ですので、クラスCを仕様としています。また、コモンメモリをシェアして使用する基本コンセプトから、アドレスの範囲は8bitに限定する必要があります。
FL-net Ver.3.00では、規定のアドレスの範囲外からのアクセスを許容する機能をオプションで追加しています。しかしながら、FL-netのシステムとしては、そのようなアクセスは主用途ではなく、セキュリティルータなどを介して接続することを想定しています。

Q26. 通信点数が増えたときの対策として、FL-netモジュールの枚数を増やし、同一LAN内にて異なるネットワークアドレスを混在させることは可能でしょうか。
A

26.同一ネットワークアドレスしか存在しないことを前提に、プロトコル仕様が定められかつ、認証試験が行われております。
異なるネットワークアドレスの機器が存在した場合の動作は規定していないため各機器の実装依存により動作が異なることが予想されます。したがって、そのような使用はお勧めできません。

Q27. コモンメモリ領域として二つの領域(”領域1”と”領域2”)がありますが、この二つの領域はどのように使い分ければよいでしょうか?
また、FL-netでは2つの領域、領域1と領域2が定義されている理由は何でしょうか?
領域1と領域2というものは、FL-netのプロトコルのデータフレームで定義されたもので物理的なメモリを示してはいないのでしょうか?
A

27. 領域1と領域2の使用法は、プロトコルで定義しておりません。
もともとの開発要求に国内PLCのもつPLC間通信がベースにありました。PLCの多くが「ビットデバイス」と「ワードデバイス」によるデータ共有機能を実現しており、これを適合させるために「領域1」「領域2」という2つの空間を定義することにしました。
ただし、FL-netでは機器ベンダが独自に使用方法をきめることができます。これは、PLC以外の機器でも対応できるようにするためです。
あくまでも論理的な空間であり、それをどの物理アドレス(RAM/ROM/HDD etc) に割り付けるかはベンダ依存です。

Q28. FL-netにおいて、スイッチングHUBの多階層システムは可能ですか?
A

28. ネットワーク構成/トポロジーに関して、JIS B 3521では規定していません。理論的には通信可能ですが、動作を保障(証)するものではありません。極端に遅い通信速度/遅延が発生するなど、構成により適さないものもありますので、使用環境での十分なテストが必要です。使用する機器ベンダへのお問い合わせをお勧めします。

Q29. FL-netの処理(上位層およびFAリンク層)の具体的な内容を把握したいのですが、サンプルプログラムを提供いただくことは可能でしょうか?
A

29. 設定ツールサンプルプログラムは、規格・技術資料のページ(技術資料 技08-02)から無償でダウンロードが可能です。

認証試験に関してのQ&A

Q1. 複数機器の登録 複数機器を申請する場合の登録料は?
A

1. 会社として一度登録すれば良く、複数機器の認証申請の場合、再度の登録は不要です。

Q2. FL-netを実装したボード(ユニット)の認証 FL-netを実装したボード又はユニットの認証申請は?
A

2. 製品レベルでの認証が基本です。したがって、FL-netを実装したパソコン用ボードを単品販売する場合はボードレベルでの認証となりますが、パソコン本体と一体形の場合はパソコン本体での認証取得が必要です。また、認証内容はFL-netに関するプロトコルが主体であり、パソコン本体やボードの機能・性能を認証するものではありません。

Q3. 標準試験器の入手方法 標準試験器の入手方法は?
A

3. 標準試験器の入手は事務局へお問い合わせください。関係メーカを紹介いたします。

Q4. 標準試験器のレンタル 標準試験器のレンタルを行う予定があるのか?
A

4. 認証試験の事前検証などを行う場合、レンタルは行ないませんが、試験機関の設備を有料で使用することは可能です。

Q5. 再試験時の試験内容と試験料 申請した機器が認証試験で不合格になった場合、再度試験を実施するが、その時の試験内容と試験料は?
A

5. 基本的には、再度同様の試験を実施します。したがって、試験料も正規料金が必要です。ただし、試験内容の省略が可能と証明される場合には、その試験を省略して試験を実施し、試験料は実費相当を請求します。 適合性試験は、汎用パソコンを使用した認証システムソフトウェアがすべて項目ごとに合格/不合格を自動判定する一括処理となっており、適合性試験で不合格時の再試験の場合でもすべて項目の再試験を行うことになります。

Q6. 認証機器の相互接続トラブル FL-net認証を取得した機器の相互接続でトラブルが生じた場合、その処置は?
A

6. 実使用時でのトラブルには、振動や温度・湿度などの物理的環境条件及び電圧変動や外来ノイズなどの電気的環境条件など種々の要因が考えられます。さらには、FL-netとは無関係な機器固有の問題もあります。したがって、実使用時でのトラブルは各ユーザと各メーカでの対応となります。

Q7. バージョンの表示 機器本体にバージョン表示がなくても認証取得可能か?
A

7. 本体にバージョン表示が必要です。

Q8. 認証機器の公表方法 FL-net認証を取得した機器は、どのような手段で公表するのか?
A

8. FL-net認証機器一覧を作成し、JEMA月刊誌"電機"にて定期的にお知らせします。また、JEMAのホームページでも情報提供しています。

Q9. グループ(シリーズ)機器認証 FL-netを実装した機器のグループ単位での認証取得又は機器のシリーズ単位での認証取得は可能か?
A

9. 認証申請は、販売製品レベルの申請となり、申請機器ごとに認証します。したがって、グループ単位又はシリーズ単位での認証は行いません。

Q10. 機器バージョン FL-net認証ガイドラインで規定しているハードウェアバージョン及びソフトウェアバージョンはどのように運用すれば良いのか?。特に複数のプリント基板(以下P板)で構成された機器に対する考え方は?
A

10. 下記に示す表11.1~表11.4を参考にして認証申請してください。ただし、機器のバージョンは英字で区別して説明していますが、H/W及びS/Wの各バージョンが区別できればどのような方法でも問題ありません。

表11.1 P板単体製品*

製品型名
(製品形態)
P板バージョン 申請要否 認証時の公表情報 備考
H/W S/W
○○○
(P板単体で販売)
A A ○○○AA 新製品出荷時
A B ○○○AB ソフトのみ変更
A C ○○○AC
B C ○○○BC ハードのみ変更
C D ○○○CD ハード/ソフト変更

注* 1枚のP板を単体で販売する製品形態であり、基本的にはハードウェア(H/W)又はソフトウェア(S/W)を変更した場合は毎回申請が必要です。

表11.2 P板ユニット製品*

製品型名
(製品形態)
P板バージョン 申請要否 認証時の公表情報 備考
H/W S/W
○○○
(P板1枚と構造部材の販売)
A A ○○○AA 新製品出荷時
A B ○○○AB ソフトのみ変更
A C ○○○AC
B C 否**   P板とは分離した構造部の変更
C D ○○○CD P板ハードとソフトを変更

注* 1枚のP板とモールドケースなどの構造部材の組立て品を販売する製品形態。
注** P板とは無関係なハードの変更です。この場合、P板とは無関係なハード変更であることが証明されれば、メーカの要望により"○○○BC"も認証機器として公表します。(申請料は不要)

表11.3 複数(2枚以上)P板単体製品*

製品型名
(製品形態)
製品 P板1** P板2 申請要否 認証時の公表情報 備 考
H/W S/W H/W S/W H/W S/W
○○○
(複数P板の組立て品を販売)
A A A A A A ○○○AA 新製品出荷時
A B A B A A ○○○AB P板1ソフト変更
B B B B A A ○○○BB P板1ハード変更
C C C C A A ○○○CC P板1のハード / ソフト変更
C D C C A B 否***   P板2ソフト変更
D E C C B C 否***   P板2ハード変更
D F C D B D ○○○DF P板1/P板2変更

注* 2枚以上のP板組立て品を販売する製品形態。
注** このP板1にFL-net関連の機能が実装されている。(P板2はFL-netとは無関係と証明できる基板)
注*** P板1とは無関係なP板2の変更です。
この場合、P板1とは無関係な変更であることが証明されれば、メーカの要望により"○○○CD"又は"○○○DE"も認証機器として公表します。(申請料は不要)

表11.4 複数P板(2枚以上)ユニット製品*

製品型名
(製品形態)
製品 P板1** P板2 構造他 申請要否 認証時の公表情報 備 考
H/W S/W H/W S/W H/W S/W H/W S/W
○○○
(複数P板のユニット品を販売)
A A A A A A A A ○○○AA 新製品出荷時
A B A B A A A A ○○○AB P板1変更
B B B B A A A A ○○○BB P板1変更
C C C C A A A A ○○○CC P板1変更
C D C C A B A A 否***   P板2変更
D E C C B C A A 否***   P板2変更
D F C D B D A A ○○○DF P板1変更
D G C D B D A B 否****   構造他変更
E G C D B D B B 否****   構造他変更
F G C D B D C B 否****   構造他変更

注* 2枚以上のP板組立て品とモールドケースなどの構造部材を組み立ててユニットとして販売する製品形態。
注** このP板1にFL-net関連の機能が実装されている。(P板2及び構造他はFL-netとは無関係な基板及び部材・部品)
注*** P板1とは無関係なP板2の変更です。
この場合、P板1とは無関係な変更であることが証明されれば、メーカの要望により"○○○CD"又は"○○○DE"も認証機器として公表します。(申請料は不要)
注**** P板1とは無関係な構造部材などの変更です。
この場合、P板1とは無関係な変更であることが証明されれば、メーカの要望により"○○○DG"又は"○○○EG" "○○○FG"も認証機器として公表します。(申請料は不要)

Q11. 同一ハード/ソフトの認証試験料 同一ハード及び同一ソフトの製品に対しては試験料の割引があるのか?
A

11.

a)同一ハードの製品であっても、ソフト(例えばオプション仕様のメッセージ機能を新たに追加・変更したなど)が異なる場合には認証試験を実施するため正規料金が別途必要です。
b)同一ハード及び同一ソフトの製品であっても、プリント基板が異なる場合(例えば半導体部品等の製造中止などにともない構成部品を互換性のある部品に変更したなど)には認証試験を実施するため正規料金が別途必要です。ただし、同一プリント基板であると証明されれば、書類審査のみで認証します。試験料が割引されます。
c)同一ハード、ソフトで同一プリント基板の製品(例えばOEM製品など)であっても、プリント基板の型式又はデバイスプロファイルの一部のデータだけが異なる場合も認証試験を実施するため正規料金が別途必要です。ただし、同一プリント基板であると証明されれば、相互接続性試験及び書類審査のみで認証します。適合性試験料が割引されます。
d)同一ハード、ソフトで同一プリント基板の製品(例えばOEM製品など)であっても、パソコンをプラットフォームとして使用したFL-net通信ボード場合には、プリント基板の型式又はデバイスプロファイルの一部のデータだけが異なる場合も認証試験を実施するため正規料金が別途必要です。ただし、同一プリント基板でありかつ同一システムであると証明されれば、相互接続性試験及び書類審査のみで認証します。適合性試験料が割引されます。

Q12. 事前認証試験 FL-net認証の認証申請をする場合、事前に認証に関する確認試験を実施することは可能か?
A

12. JEMAとしての事前試験は実施しません。試験機関の設備を有料で使用することはできますので、自社で事前準備をすることは可能です(Q参照)。

Q13. 認証申請時の販売資料提出 FL-net認証を申請する時に、販売資料の添付がFL-net認証ガイドラインで規定されているが販売資料の添付は必須か?(開発品などでは準備できていない場合がある。)
A

13. 販売資料の添付は必須です。ただし、正規の販売資料でなくてもそれに準ずるものであれば可です。(FL-netに関する製品仕様が判るものでよい。)

Q14. 試験システムのケーブル長 認証試験のケーブル長は何mで実施するのか?
A

14. 適合性試験及び相互接続性試験では 10BASE-T(カテゴリ5)及びハブ(HUB)だけを使用し機器間の認証試験のケーブル長は2mで行っており、10BASE-T(カテゴリ5) のUTPケーブル2mを準備してください。

Q15. ノイズ試験 ノイズ試験や温度試験は実施するのか?
A

15. ノイズ試験や温度・湿度試験などのマージン試験及びイーサネットの物理層に対する試験は実施しません。このような試験は機器固有の機能・性能に左右されるものであり、FL-netに関する認証試験では対象外としています。

Q16. 試験時の持込み機器 機器を認証申請した場合、プログラミングツールなどの持込みが必要か?
A

16. 申請機器を動作させるための必要機器は事前に送付するなどの準備が必要です。例えば、パソコン用ボードが申請機器の場合にはパソコン本体が必要になります。シーケンスプログラム(又はラダー図プログラム)などの修正・追加も発生するため、プログラミングツールなどの周辺機器も当然必要となりますので準備してください。
また、適合性試験及び相互接続性試験において、データの折り返し処置(データのインクリメント処理等も含む)の相互接続確認試験を実施しますので、上位層アプリケーションの評価プログラムを事前に作成し、準備する必要があります。内容に関しては、次の規格に記載してあります。
■ JEM 1480 FAコントロールネットワーク[FL-net]-試験仕様

Q17. FL-netのケーブルなど周辺機器の認証は行っていますか?
A

17. 認証試験は、プロトコルの適合を試験するものであり、周辺機器(ネットワーク構成要素)の認証試験は行っておりません。
現在、HUBにおいては推奨製品としてカタログPDF等に掲載していますが、これらも特別に試験をパスしたものではありません。
また、製品の製造ベンダがケーブル等の指定を行うことに対して制限をかけていません。例えば、ケーブルは”○○○○製のXXXXXX”、HUBは”△△△△製の*******”と指定することはベンダの責任の範疇です。

Q18. 認証申請前にFL-net検証用ソフトを入手することはできますか。
A

18. 認証申請前の入手をご希望の場合、例外的に添付の書類をご提出いただき、認証費用と同額をお支払いいただくことで提供いたしております。この場合、認証費用と同額のお支払いをお願いし、初回の認証申請時の費用を免除いたしております。

Q19. FL-netの認証は、機器バージョンが変わると再度申請する必要がありますか?
A

19. 必要あります。
FL-netに関する基板が分離可能で、バージョンも別管理される場合は再度の認証は不要ですが、分離不可能な場合は再度申請いただく必要がございます。
ただし、申請時にハード・ソフトの構造が変わらないことの説明資料を添付いただければ、適合性試験は免除され、相互接続性試験のみを行っていただくことによって認証取得いただけます。
機器バージョンの運用については、Q10も参照ください。

Q20. 認証なしで販売することは可能でしょうか?
A

20. FL-netの認証は法規で決まっているものではなく、任意のものですので、認証取得されていなくても販売することは可能です。ただし、お客様から認証されていることが条件として指定されているような場合は、結果的に取得いただく必要が生じることになります。

getacroPDFファイルを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です。Adobe Readerの最新版は、
Adobe社のホームページからダウンロードすることができますのでそちらから入手してください。