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標準色見本(JEM-TR 111,2021年版)について

2024.04.09 更新

 5Y7/1の標準色見本(JEM-TR 111, 2021年版)は、当会刊行物コーナーで販売しておりましたが、
 先般、完売したため在庫がない状況です。
 次期更新は2025年3月を予定しております。
 それ以前に色票が必要な場合は、恐れ入りますが貴社にて作成いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


色彩の統一は、良好な調和環境を形成し、盤・機器にわたる主要な分野での合理的な色彩計画を容易にすることも可能にします。

配電盤・制御盤及びその取付器具の色彩については、JEM 1135※1 にて1977年にマンセル値5Y7/1を標準色彩として規定し、その後の改正にて盤表面の鏡面光沢度(つや)の基準及び、測定方法を明確に規定しております。

また、受変電設備機器の色彩についても、JEM 1387※2 にて配電盤・制御盤との色彩との調和も考慮し、1980年にマンセル値5Y7/1を標準色彩として規定しております。5Y7/1が規定される以前、受変電設備機器においては3種類の異なる色彩が適用されており、構成機器が並列される中、隣り合う機器同士で色彩が異なるという状態がありました。

一般社団法人 日本電機工業会では、これらの機器の実物の色彩として標準色見本(JEM-TR 111)を発行しております。標準色見本は、経年減艶・変色・汚染が予想されることから有効期限を4年としており、この度、2021年版を発行いたしましたのでご案内申し上げます。
なお、今回の改正では、色の基準値となる3色係数をJIS Z 8721※3 の値に合わせました。

  •  JEM 1135・JEM 1387で規定する盤の色彩“5Y7/1”を収録。
  •  色の維持のため、黒色ケースで発行。
  • ※1 配電盤・制御盤及びその取付器具の色彩
  • ※2 受変電設備機器の色彩
  • ※3 色の表示方法―三属性による表示

色見本TR111
JEM-TR 111: 2021