巻上機の特別アセスメント

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トップランナーモータに対する対応

ホイストに用いられる巻上モータは2015年度より開始するトップランナーモータの対象となりません


経済産業省「総合資源エネルギー調査会 省エネルギー基準部会 三相誘導電動機判断基準小委員会」にて、このたびモータのトップランナー化に向けた中間取りまとめ(案)がまとめられ、所定の手続きを経て、2013年11月1日付けで「省エネ法」の政省令・告示改正(交流電動機の追加等)が公布・施行されました。

2015年4月から対象範囲の電動機では、判断基準となるエネルギー消費効率を満たしていない製品の出荷はできなくなりますが、 ホイストに用いられる巻上モータは、次の理由からトップランナーモータの対象とはなりません。

  1. 使用の種類が、“S1(連続定格)又は80%以上の負荷時間率を持つS3(反復定格)の電動機”が対象となっているが、ホイストは特殊な反復使用を行うため、そのような電動機を用いません。
  2. “機械(例えば、ポンプ、ファン及びコンプレッサ)に組み込まれ、機械から分離して試験ができないもの”は除外されており、ホイスト及びクレーンサドルは一体型で製造していることからも、この規定から除外されます。

※トップランナーモータの詳細は以下のリンクをご参照ください

トップランナーモータ 2015年度スタート!!
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/top_runner/sansou_yudou.html

 

電気ホイストのトップランナーモータに対する対応についてPDF87KB