花粉対策に家電を活用しましょう!!
家電製品でできる上手な花粉対策
春先の花粉の飛散ピークと共に、多くの方が花粉症で悩まれています。なお、花粉にも様々な種類があり、春先以外での飛散も多い地域もあることから、年中花粉症が悩みの種となっています。
屋外ではマスクを着用するなどの対策をされている中、屋内での花粉対策は「空気清浄機」を主にご使用されている方が多くなっていますが、空気清浄機以外にも花粉を効果的に除去できる家電製品もあり、複合的にご使用いただくことで、より花粉への上手な対策も可能となります。
そこで、花粉対策にお役立てできる家電製品を以下にご紹介します。
※ 本内容は日本電機工業会参画メーカーの製品を対象とした内容であり、すべてのメーカーの製品を
網羅しているわけではありません。
家電製品でできる花粉対策
(1) 空気清浄機
花粉対策における代表的な家電製品といえば「空気清浄機」です。花粉以外にもニオイの除去など、各社各様の性能も認知され、多くのご家庭でも設置されています。
そこで、より効果的な花粉対策としてご活用いただくため、以下ご紹介します。
花粉対策で効果的な設置場所
花粉は部屋の低い場所(床)に落ちやすいので、床付近に置くことがポイントです。
また、屋外から帰宅した際には、衣服に花粉が付着している事が多いので、リビングに設置する以外に、
玄関や部屋の入口にも設置頂くと、室内に多くの花粉を持ち込まないので、より効果的です。
花粉を除去した後の処理方法
各社取扱説明書に従って処理してください。(取説は各社Webサイトでもダウンロードが可能です)
空気清浄機はメーカーによって様々な効能効果があります
一般的に花粉は空気清浄機に搭載されているフィルターで除去できますが、
各社によって花粉に対しての効能効果は様々です。
ご自分にあった空気清浄機については、以下各社Webサイトで紹介されています。
もしくは店頭(各社カタログ)や、各メーカーにお問合せ下さい。
JEMA参加メーカー ウェブサイト
※ ロゴ画像をクリックすると各メーカーサイトへ移動します。
【JEMA 空気清浄機 ウェブサイト】 |
(2) 掃除機
花粉は比較的床などの低い場所に落ちやすく、それを踏むことによって細かく粉砕されてしまい舞い散ることで、より花粉症を引き起こす原因になります。ある程度の花粉は空気清浄機などで捕集できますが、全てを取り除けるわけではないので、掃除機で除去する事をお勧めします。
花粉を除去した後の処理方法
せっかく取り除いた花粉も、ダストボックスからごみ箱等に捨てる際に舞い散ってしまうために、
吸い込んでしまうおそれもあります。
各社取扱説明書に従って正しく処理してください。
(取説は各社Webサイトでもダウンロードが可能です)
効果的な掃除方法
ロボット掃除機を活用する事により、掃除の際に舞い散った花粉を吸いこむおそれもなく、
ご家庭に居ない間に床に落ちた花粉を効率よく除去できます。
また、ロボット掃除機をお持ちでないご家庭では「空気清浄機」を併用しながらお掃除いただくと、
舞い散った花粉等をその場で除去してくれるので、より効果的です。
JEMA参加メーカー ウェブサイト
※ ロゴ画像をクリックすると各メーカーサイトへ移動します。
(3) 洗濯機
屋外のベランダなどで洗濯物を干してしまうと、洗濯物に多くの花粉が付着する事があります。
お天気の良い日には、屋外で洗濯物を乾かしたい気持ちもありますが、
特に花粉の飛散がピークの時期に屋外で干してしまうと、洗濯物に花粉が大量に付着するおそれがあります。
洗濯乾燥機を活用しましょう
洗濯乾燥機を活用し、洗濯から乾燥まですると、花粉の付着のおそれがありません。
以下各社Webサイトで洗濯乾燥機が紹介されておりますのでご参照ください
JEMA参加メーカー ウェブサイト
※ ロゴ画像をクリックすると各メーカーサイトへ移動します。
(4) 換気扇
オウチの中に入り込んだ花粉を除去するには、空気清浄機や掃除機などが有効ですが、
オウチに花粉を入り込ませない有効な家電として、洗濯乾燥機同様に、「換気扇」も大きな役割を果たしています。
定期的に室内に新鮮な空気を取り込むには、窓を開ける必要がありますが、汚れた空気や花粉なども一緒に
お部屋に入ってしまうこともあります。
そこで、より有効な活用方法を以下ご紹介します
熱交換形換気扇をご活用ください
熱交換形換気扇は室内外の空気を入れ替える際、屋外から入ってくる空気に室内から出ていく空気の温度を
移し替えることができます。
この機能により、特に夏場や冬場のエアコンを使用する際、室温の変化を抑えながら換気ができるために、
省エネに貢献しています。
また外気を取り込む際に「給気フィルター」を通って室内に空気を取り込むために、
花粉なども室内に入り込みにくくなっています。
【イメージ図】
24時間換気を
掃除機の排気などで室内に舞ってしまう花粉を含む細かい粒子等は、空気清浄機は「自動運転」にしながら、
ある程度の除去は可能ですが、換気扇も常時運転することで、より効率よく除去する事ができ、
かつ新鮮な空気を取り組み、室内の浄化の大きな一助となります。
【イメージ図】
JEMA参加メーカー ウェブサイト
※ ロゴ画像をクリックすると各メーカーサイトへ移動します。
【JEMA「換気の日」 ウェブサイト】 |
参考サイト
国の対策についても、以下Webサイトで紹介されていますので、ご覧ください。
● 経済産業省 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kafun.html
● 環境省 https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/
● 農林水産省 https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/