解体・分別容易化設計
カイタイ・ブンベツヨウイカセッケイ

解体・分別容易化設計とは?

解体・分別容易化設計とは、その製品が使用済みになってリサイクル処理されるときに、容易に効率的に解体・分別処理ができるよう、製品の構造や素材、その情報提供などに配慮して製品を設計することです。

家電リサイクルプラントでは、家電リサイクル法で定められた製品をリサイクル処理しています。製造年度の異なる各社の多様な機種を一緒に処理しなければならないため、「手作業による解体・分別処理」を行って、プラスチック部品や冷媒フロンなどを回収し、残った筐体などを「機械による破砕・選別処理」を行って、鉄、銅、アルミニウムなどの素材を回収しています。解体・分解容易化設計は、そのような工程を円滑にすすめ、再生材料(リサイクル材料)の使用を促進するための設計と言えます。

※筐体(きょうたい) : 本体(キャビネット)

手解体・分別処理の容易化のために

家電メーカーでは、「手作業による解体・分別処理」の容易化のために、製品の設計段階で次のような配慮を行っています。

手解体・分別処理の容易化のために

部品へのリサイクルマーク表示

家電リサイクルプラントでは各社の多様な機種を一緒にリサイクル処理しているため、解体方法の情報提供のための家電業界共通のリサイクルマークを制定し、部品への表示を推奨しています。

部品へのリサイクルマーク表示

プラスチック部品への材質表示

使用済み家電製品のプラスチック部品を回収し、再生処理を行って再利用するために、家電メーカーでは100g未満のプラスチック部品にも表示可能な限り、JISに基づいた、あるいは家電業界独自に定めた材質表示を行っています。

プラスチック部品への材質表示

金属部品への材料表示

塗装などで材料判別が困難な金属部品や、経時変化で表面の色・光沢などでの判別が困難になることが予想される金属部品について、材料の表示方法を家電業界独自に制定し、その表示を推奨しています。

金属部品への材料表示