省エネラベリング制度とは?
日本の家庭では、機器の省エネルギー化が進む一方で、パソコン、温水洗浄便座、DVDといった新たな機器の普及、テレビや冷蔵庫にみられる機器の大型化や多機能化を背景に、世帯あたりのエネルギー消費量が増加する傾向にあります。 そこで2000年8月より消費者が家電製品などを購入する際に、省エネルギー機器を選択しやすくすることにより省エネルギー機器の普及を図ること、及び、機器の製造事業者等に対して一層の効率改善努力を促すことを目的として、ロゴマークを用いた情報提供方法である‘省エネラベリング制度’が制定されました。
省エネラベルでわかる情報
省エネラベリング制度では、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)で定められた省エネ性能の向上を促すための目標基準値(トップランナー基準)をどの程度達成しているかを、製造事業者や輸入事業者がラベル(省エネラベル)に表示することを定めています。省エネラベルには、省エネ性マーク、省エネ基準達成率、エネルギー消費効率、目標年度の4つの情報を表示することが定められています。
- 詳しくは … 資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ」の最新版の“省エネルギーラべリング制度”の項目
- https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/catdl.html
- 詳しくは … 一般財団法人 省エネルギーセンター 「省エネラベリング制度」
- https://www.eccj.or.jp/labeling/