韓国電子情報通信産業振興会との友好協力協定締結
2008.10.22
白物家電の世界需要は、全体としては堅調な伸びを示しており、アジア地域においても順調に伸びている。また、日本、韓国のみならず、各国の家電産業はグローバルな事業展開を行っている。
このような状況の中、JEMAは、中国の白物家電品を担当している中国家用電器協会(CHEAA)とは、2003年11月に友好協力協定を締結し、以後毎年交流会や展示会への出展などを行ってきている。
この度、中国に引き続き、2008年9月26日に韓国電子情報通信産業振興会(KEA)と友好協力協定書の調印を行った。韓国は、グローバル化については先進して事業を展開し、また、サムスン電子、LGエレクトロニクスといった世界ではトップクラスの企業を有している。
友好協力協定を調印し、握手を交わす
韓国電子情報通信産業振興会 李常勤副会長(右)並びにJEMA 早野専務理事(左)
韓国電子情報通信産業振興会(KEA)は、600を超える電子機器メーカ等で構成され、会長は、サムスン電子の尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)常任顧問(前代表取締役副会長 兼 CEO)である。
次のテーマを中心に、双方の交流を強力に推進していきたい。
- 韓国電子情報通信産業振興会(KEA)との共通課題(国際標準化、環境、リサイクル、省エネ、安全等)についての情報交換
- 日韓両国の法律、規格基準の動向についての情報交換
- IEC国際会議での韓国電子情報通信産業振興会(KEA)との連携
- 国際ルール作りの中で、アジアとしてのコンセンサス作り
今後、毎年1回交流会を実施することとしており、1年おきに相互に訪問をして実施する予定。また、中期的には、アジアの複数国の工業会との間に交流を拡大していきたいと考えている。