2025.01.09
電機・電子４団体*1 環境戦略連絡会
生物多様性ワーキンググループ

ネイチャーポジティブの実現に向けて採択された世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」は、企業や金融を中心としたビジネスセクターによる参画を強く求めています。特に、Target15「ビジネスの影響評価・開示」では、事業活動全体における生物多様性への依存と影響、並びに生物多様性に関するリスクや機会の評価と開示を求めており、サプライチェーン、バリューチェーンも含め、対応することが必要になってきています。

2023年9月に公開されたTNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures/自然関連財務情報開示タスクフォース）」の最終提言では、企業が自然資本・生物多様性と事業活動との関係性を把握し、経営の在り方が持続可能であることを開示するために、評価プロセス（LEAPアプローチ）や指標等のツールが整備、提供されており、その後も更なる取り組みが進められています。

電機・電子4団体　生物多様性WGでは、主に「依存と影響」の視点に基づき電機・電子業界の事業と生物多様性との関係性を整理した「関係性マップ」を2013年に公開しましたが、TNFD におけるLEAPアプローチ等でも活用できるよう、この度、改訂版(Ver3.0)として大幅にアップデートを図りました。各社での事業分析・開示の実践に向けた有益なツールとなることを期待しています。

今回、SMFG、MS&AD、DBJ、農林中金の４金融機関にて構成されるネイチャーポジティブ金融アライアンス(FANPS)*2 の協力を得て、情報の受け手側でもある金融機関の視点から最近の話題を紹介いただきながら、本関係性マップの概要と活用方法や、電機・電子セクターのTNFD対応におけるケーススタディをご紹介するセミナーを開催いたしますので、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

2025年2月20日（木）　14:00～16:00

Webシステムと現地会場(対面)の併用開催

【Webシステム】Webex（Cisco社）を予定
【現地会場(対面)】電機工業会館　６階会議室　
　　　　　　　　  東京都千代田区一番町17-4　　【地図はこちら】

　地下鉄半蔵門線 「半蔵門駅」下車　４番出口徒歩３分
　地下鉄有楽町線 「麹町駅」下車　　３番出口徒歩７分

　＊お申込者には前日までに、資料と会議室URLをご連絡します

【現地会場(対面)】電機・電子4団体*1　会員企業に限定します
【Webシステム】どなたでもお申込みいただけます

無料

現地会場(対面)：40名　　Webシステム：約100名
　※ いずれも先着順：定員になり次第締め切らせて頂きます

　● 現地会場(対面)ご参加 希望の方は、こちら からお申し込みください。
　　※ 現地会場(対面)は電機・電子4団体*1　会員企業の方のみお申込みいただけます。

　● Webご参加 希望の方は、こちら からお申し込みください。

　※ 接続人数に制限があり、ご希望に添えない場合もあります。予めご承知おきください。
　※ なおお申込みに当たっては、事前に 当会の個人情報保護に関する基本方針 をご確認下さい。

2025年2月14日（金）

＊内容は予告なく変更される場合があります。

• ＊1　電機・電子4団体･･･
  　　　一般社団法人電子情報技術産業協会：JEITA
  　　　一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会：CIAJ
  　　　一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会：JBMIA
  　　　一般社団法人日本電機工業会：JEMA
• ＊2　FANPS (Financial Alliance for Nature Positive Solutions) ･･･
  　　　グローバル金融機関4社（株式会社三井住友フィナンシャルグループ、ＭＳ＆ＡＤインシュアランス グループ
  　　　ホールディングス株式会社、株式会社日本政策投資銀行、農林中央金庫）により、
  　　　企業のネイチャーポジティブに向けた取り組み支援と国内の機運醸成に向けた共同調査・研究を目的に
  　　　2023年2月に発足

【本セミナーに関するお問い合わせ先】

　一般社団法人 日本電機工業会 環境ビジネス部
　（生物多様性WG幹事事務局／担当：安藤・後藤）

　E-mail:biodiversity＠jema-net.or.jp　（＠を半角文字に直してください）