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自然共生サイト登録支援 2023年度OECM研修会 ～ 企業の緑地でネイチャーポジティブに貢献 ～
2023.09.04
電機・電子４団体*1 環境戦略連絡会
生物多様性ワーキンググループ
2022年12月、生物多様性条約第15回締約国会議（COP15）において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」。この新枠組は、2030年までに「生物多様性の損失を喰い止めるとともに反転させるための緊急の行動をとる」、すなわちネイチャーポジティブの実現をミッションとしています。そのため、GBF昆明・モントリオールターゲットの目標３では、2030年までに陸域・海域の30%が保護・保全されている「30by30」をめざしています。30by30の達成には、国等により指定された保護地域だけでなく、企業等民間の活動により保全されている地域がOECM*2として重要となります。
30by30達成のため、日本では環境省による「自然共生サイト」認定制度が設けられ、2023年度より正式認定が開始されました。企業が生物多様性保全の取り組みを行う緑地が同サイトとして認定されることで、国際データベースにも登録される他、TNFD*3での開示に活用できることが期待されています。
電機・電子4団体 生物多様性WGは生物多様性のための30by30アライアンス*4 コアメンバーとして、30by30の達成に向けて貢献してまいります。今回その一環として、会員企業における同制度への登録を支援すべく、研修会を開催することといたしました。認定試行参加企業の協力を得て、実際の緑地を見学しながら、制度の解説や手続きにおける質疑も行います。
皆様のご参加をお待ちしています。
第1回研修会 概要
| 開催場所 | エスペックバンビの里／兵庫県神戸市北区 エスペック（株）神戸R&Dセンター ＊往路/JR新神戸駅12:20発～現地、復路/現地～JR三田駅17:00着のバス送迎あり |
| 開催日時 | 2023年10月19日（木）13:30～16:30 |
| 募集人数 | 対面参加：約30名 オンライン参加：80名 |
| 申込期限 | 2023年10月5日（木）＊定員に達した時点で締め切り |
第2回研修会 概要
| 開催場所 | 日立製作所国分寺サイト 協創の森／東京都国分寺市 （株）日立製作所 |
| 開催日時 | 2023年11月21日（火）13:30～16:30 |
| 募集人数 | 対面参加：約20名 オンライン参加：80名 |
| 申込期限 | 2023年11月7日（火）＊定員に達した時点で締め切り |
第1回・第2回 共通事項
| 参加資格 | 電機・電子4団体 正会員企業に勤務される方 |
| 参加費 | 無料 |
| 参加形態 | オンライン参加の場合はプログラム前半のみとなり、後半の現地見学・質疑応答には参加できません。 また対面参加についてはお申込多数の場合には1社1名とさせていただく場合がございます。 |
| 詳細案内 | 申込締め切り後、参加確定者にメールにてご案内します。 |
| 申込方法 | 下記ウェブサイトの申込フォームよりご希望の回を選択しお申し込み下さい。 お申込みフォーム  ※ お申込みに当たっては、当会の個人情報保護に関する基本方針 をご確認下さい。 |
プログラム（予定）
| 概要および説明者 | |
|---|---|
| レクチャー | 30by30、OECM、自然共生サイトについて 第1回 環境省 近畿地方環境事務所 第2回 環境省 関東地方環境事務所 |
| 企業説明 | 自社の生物多様性保全活動、自然共生サイト申請プロセス等 第1回 エスペック（株）／エスペックミック（株） 第2回 （株）日立製作所 |
| 見学 | 認定申請エリアの見学 第1回 エスペック（株）／エスペックミック（株） 第2回 （株）日立製作所 |
質疑応答 | 環境省、認定試行参加企業関係者 |
参考資料
- ＊1 電機・電子4団体･･･
一般社団法人電子情報技術産業協会：JEITA
一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会：CIAJ
一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会：JBMIA
一般社団法人日本電機工業会：JEMA
- ＊2 OECM･･･
Other effective area-based conservation measures（その他の効果的な地域をベースとする手段）。
国立公園等の保護地区ではない地域であって、生物多様性を効果的にかつ長期的に保全しうる地域。
- ＊3 TNFD･･･
Taskforce on Nature-related Financial Disclosures（自然関連財務情報開示タスクフォース）。
金融機関や企業に対し、自然資本及び生物多様性の観点による事業機会とリスクの情報開示を求める
国際的なイニシアティブ。
- ＊4 生物多様性のための30by30アライアンス･･･
30by30の達成に向けてオールジャパンで進めるための企業・自治体・団体の有志連合であり、
環境省が事務局を務める。 環境省ウェブサイト
- 【本研修会に関するお問い合わせ先】
- 一般社団法人 日本電機工業会 環境ビジネス部
（生物多様性WG幹事事務局／担当：安藤・後藤） - E-mail:biodiversity＠jema-net.or.jp （＠を半角文字に直してください）