コンテンツ・メニュー

メニューをスキップ

JSTC 国際協調

STL

近年、ISO/IEC 17025による試験所認定制度が普及しつつある現状で、国際的な枠組みと協調のとれた試験所活動が求められています。電力試験分野でも、これに対応する動きがあり、日本の大電力短絡試験関係者は、国際短絡試験協会(Short Circuit Testing Liaison、略称STL) に日本の大電力短絡試験所が正会員として受け入れられるように活動してきました。STLは、欧州の大電力短絡試験所はIECの統一した解釈で試験を実施する目的で、1969年に結成し、その後、北米など欧州以外の試験所も会員として参加するようになりました。JSTCは、2001年にアジア地域初の正会員として参加しました。
STLでは、年1回、MC(management committee)及びTC(technical committee)が開催されており、JSTCからも毎年代表者が出席しています。また、JSTCは、STLが推進している、試験所が所持する大電力計測用分流器(シャント)の性能を比較するプロジェクトのアジア地域の責任者として推進しています。

アジア大電力試験所会議

JSTCでは、2003年に日本、韓国、中国、インドの関連試験研究所によるアジア大電力試験所会議(Asian Meeting of High Power Laboratories、略称AMHPL)の設立を提案し、毎年1回、定期的に会合を行っております。