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電気冷蔵庫

最新冷蔵庫の基礎知識

定格内容積、年間消費電力量の測定方法変更に伴う表示変更について

~冷蔵庫の測定方法が改定され、定格内容積、年間消費電力量の表示が変わりました~

冷蔵庫の測定方法について、日本から国際規格(IEC:国際電気標準会議)に対し、世界共通指標として機能し得る規格への改正について働きかけを行い、定格内容積、年間消費電力量測定方法の改正が検討され、新しい国際規格(IEC:国際電気標準会議)が2015年2月に発行されました。

日本でも国際整合を図るべく、今回の国際規格改正に準じた日本産業規格(JIS C 9801-1~3※)の改正が2015年 6月に行われ、JIS改正に併せて、「省エネ法」及び「家庭用品品質表示法」も2016年3月に改正されました。
  ※JIS C 9801-1~3は「家庭用電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の特性及び試験方法」

これらを踏まえ、新測定方法による「定格内容積」、「年間消費電力量」の表示へ変更されました。

新旧JIS測定方法の主な違いとその他変更について

新測定方法は、旧測定方法に比べて、定格内容積の表示値(L)は小さくなる傾向にあり、年間消費電力量の表示値(kWh/年)は大きくなる傾向にあります。

新旧JIS定格内容積測定方法

年間消費電力量の主な違い

【その他変更について】
●冷蔵室に食品収納スペースの目安が追加されました。
●年間消費電力量の表示が1kWh/年単位になりました。
●JIS測定方法が変更されたため、冷凍性能(スター表示)が変わる場合があります。