オーブントースターの仕組みと特徴

庫内の上下または上下どちらかに設けられたヒーターが、通電することで発熱して赤外線を発すると共に高温になります。
このヒーターから出た赤外線の放射(輻射)と、ヒーター熱によって加熱された庫内の空気の対流によって、食品を加熱します。
食パン等を短時間で焼くのに適しています。

タイプについて

オーブントースターは、大きく分けて「単機能タイプ」「温度調節タイプ」「火力切替タイプ」の3つのタイプに分かれています。

タイプ

特徴

単機能タイプ

時間を調節して調理物を焼き上げたり、温めることができるタイプ。

温度調節タイプ

時間と温度を調節して調理物を焼き上げたり、温めることができるタイプ
温度が設定できるので、好みの焼加減に仕上げることができます。

火力切替タイプ

時間と火力を調節して調理物を焼き上げたり、温めることができるタイプ。
調理物に合わせて火力を切り替えることができます。

  • 温度調節タイプ、火力切替タイプの中には、マイコン(オート機能)が搭載されたものがあります。

様々な仕様や搭載機能

3つのタイプに加えて、ヒーターの種類や加熱方式の違い、マイコンが搭載されているもの(プログラムによるオート機能)、便利な付属品など、各社のオーブントースターには様々な仕様や搭載機能があります。
ご自分の用途にあった製品をお選びください。

仕様や搭載機能

特徴

ヒーター

オーブントースターのヒーターには主にガラス管ヒーターを採用しています。
ガラス管ヒーターは赤外線を放射させながら食品を加熱します。
また、食品表面に熱が吸収されやすい遠赤外線ヒータータイプや、食品を短時間で焼くことのできるグラファイトヒータータイプもあります。

過熱水蒸気

100℃を超える温度に加熱された高温の水蒸気にするので、食品に高い熱量を与えることができ、食品の表面はパリッと、内部はふんわり仕上げることができます。

オート機能

メニューやコースを選ぶと、調理物を自動で焼き上げたり、温めることができます。
火力、温度、時間を自動で調節してくれるので、 簡単に調理することができます。

付属品

受け皿・トレイ

揚げ物等、油などがヒーターに落ちるような食材を加熱する際に使用すると、庫内も汚れず便利です。

パンくず受け皿・トレイ

引き出して取りはずせるので、パンくずを簡単に捨てることができ、お手入れが簡単です。

スライドインオーブン皿

汁や油の出る料理の時は、オーブン皿を焼き網の下にスライドして入れるだけ。
焼き網を外してセットし直す手間が省けます。

メッシュ焼き網

焼きムラをおさえてこんがりおいしく焼くことができます。
また、おもち等を焼く際に垂れにくく、上手に焼くことができます。

取り外せる扉

汚れが気になる前面の扉が取りはずせるので、 お手入れが簡単です。

ディンプル加工

庫内の壁面を凸凹に加工することで熱を乱反射させ、熱をより均一に拡散することで焼きムラを抑えてくれます。

  • 上記に記載した内容は各社の仕様や搭載機能の一例です。
    全ての製品に該当しているわけではありません。
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